オカワカメとは

学名:Anredera cordifolia
和名:アカザカズラ
その他の名前:雲南百薬(うんなんひゃくやく)

科名 / 属名:ツルムラサキ科 / アカザカズラ属

オカワカメは、熱帯アメリカまたは熱帯アジアに自生するつる性の多年草です。

日本には中国から長寿の薬草として伝わり、雲南百薬(うんなんひゃくやく)とも呼ばれています。


百薬というように、葉酸やミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅)、ビタミンAを多く含み、栄養価が高いことから、健康野菜として注目されています。

地下には球根、葉腋にはムカゴができます。球根もムカゴも茎も葉も食べることができます。

茎葉は加熱すると、ぬめりが出て、食感も色つやもワカメのようです。
また、大きく育った球根は、スライスしたり、すりおろしたりすると、とろろのような感覚で食べられます。ツルムラサキのような癖がないので食べやすいです。

つるは3m以上に長く伸びます。光沢のある厚い葉は、夏の高温に強く、太陽の光に反射して輝きます。秋には、ツルムラサキの花に似た、香りのあるクリーム色のかわいい小花が穂状につきます。

寒さにやや弱く、冬には地上部は枯れますが、暖地であれば、盛り土やマルチングをして越冬させることができます。
一般には地下の球根を掘り上げて室内に取り込むか、葉腋についたムカゴを保管して翌年、植えつけます。

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