おかわかめ栽培記

おかわかめは、春から秋のはじまりくらいまで種まきができます。土に深さ2cmほどの穴を15~20cmくらいの間隔でつくり、ひとつの穴に数粒ずつを種を蒔きます。芽が出て、本葉が3~4枚になったら間引きをして、丈夫な株を1株ずつ残します。

おかわかめは生育旺盛でどんどん伸びるため、つるを支柱に誘引しながら管理しましょう。放置すると10mほどに伸びてしまうので、本葉が5~6枚の頃と、その後に数回摘芯し、脇から出る芽を伸ばします。グリーンカーテンにするときにはネットを設置し、葉が混み合わないように広げて育てます。

おかわかめは寒さにやや弱く、冬には地上部は枯れますが、暖地であれば、盛り土やマルチングをして越冬させることができます。一般には地下の球根を掘り上げて室内に取り込むか、葉腋についたムカゴを保管して翌年、植えつけます。

おかわかめは多年草なので、基本的に葉が枯れた後に地下の球根の上に土を盛ってあげて冬を越させます。そうすると、翌年もそこから成長していきます。